用語集

1. 用語集

1.1. I/Oコンポーネント

xfy technologyであらかじめ提供されているプロトコル以外の新たなプロトコルやサーバーへのアクセス方法の追加など、xfy technology のファイル入出力機能を拡張するコンポーネントを作成することができます。このようなコンポーネントは、 I/Oコンポーネントと呼ばれます。I/Oコンポーネントが提供する機能には、次のようなものが考えられます。

  • サーバーからネットワーク経由でファイルを取得する
  • XML形式でないファイルをXMLに変換して読み込む
  • XMLファイルの保存方法をカスタマイズする

1.2. newスキーム

新規XML文書作成のためのURLスキームは、通常のファイル間のリンクとは異なる新規文書のテンプレートの参照を実現するために使用します。このスキームをnewスキームと呼びます。

1.3. VC

ボキャブラリに対する処理を、xfy technologyで実現するために開発された機構が、ボキャブラリコネクション(Vocabulary Connection、以下、VCと表記)です。

1.4. VCキャンバス

コネクタツリーを保持するキャンバスです。

1.5. VCプラグイン

VCを実現するためのxfy technologyプラグインです。VCの中核機能を提供します。

1.6. VCマネージャ

XVCDファイルの記述に従ってコネクタファクトリとコマンドファクトリを生成・管理します。XVCDファイル1つに対して1つ作成されます。

1.7. XFR

XFRは、保存するXML文書の書式を整える書式整形規則を記述するために使用します。XML文書で使用する要素ごとに、その要素の配置方法や要素内の空白の扱い、インデント位置を指定して、XML文書をソース表示したときの体裁を整えます。

1.8. xfyコンポーネント

xfy technologyでは、XML文書の表示や編集、XML部分木に対する加工や計算、ファイルの読み込みと保存といったさまざまな機能を、それぞれ個別のxfyコンポーネントとして実装します。それらのxfyコンポーネントを状況に応じて適切に組み合わせて機能拡張することで、対象のXML文書に最適な編集環境を実現することができます。

1.9. XPath関数拡張コンポーネント

XML 文書を処理するときに使用するXPath式関数を追加するコンポーネントです。

1.10. XVCD

VCをXML文書に適用するために、XVCDと呼ばれるスクリプト言語が定義されています。XVCDは、それ自体がXML形式で表現されます。対象とするXML文書にXVCDを適用することで、VCの特長を利用してXML文書を閲覧・編集できるようになります。

XVCDのXML文書変換機能を実現する要素・属性は、原則的にXSLT 1.0の要素・属性に準拠して再定義しています。機能上の要求に応じて、XSLT 2.0ワーキングドラフトの要素を取り入れたり、独自の要素を追加したりしている場合があります。

XVCDには、XML文書を編集するために、キャンバス上でのユーザー操作に対応する処理を指定する機能があります。

1.11. アプリケーションコンポーネント

xfy technologyによるXML文書の編集の仕組みを利用したアプリケーションは、xfyコンポーネントを組み合わせて実現できます。このときに、アプリケーションウインドウ自体を改造したり、機能を追加したりするようなコンポーネントを作成できます。このようなコンポーネントは、アプリケーションコンポーネントと呼ばれます。xfy Basic Editionは、xfy technology を使用したアプリケーションの一例です。

1.12. インストラクションコンポーネント

編集対象のXML文書から作成されたDOMツリーを操作する命令を追加するコンポーネントです。

1.13. エンコード済みURL

xfy technologyでは、URLに使用できない文字を適切にエンコードした正規のURL表記を、エンコード済みURLと呼びます。

1.14. キャンバス

キャンバス(canvas)とは、「整形構造が出力される空間」を意味します。キャンバスは各次元について無限空間を持つということになっていますが、実際には対象媒体に応じてキャンバス内に有限領域を設定し、そこを出力先とするのが一般的です。

1.15. コネクタ

ソースDOMツリーのノードと結びつき、必要に応じてデスティネーションDOMツリー内にデスティネーションノードを作成します。ソースDOMツリーのノードが変更された場合は、ディスティネーションDOMツリーを変更します。コネクタが結びつくソースDOMツリーのノードは、XPathで記述します。コネクタは、ツリー構造を形成します。

1.16. コネクタファクトリ

ソースノードに対応したコネクタを生成します。コネクタファクトリ自身は、XVCDファイルに記述されたタグ構造とほぼ同じ形のツリー構造を形成します。

1.17. コマンドインストラクション

VCを実行するプラットフォームが提供する機能を実行するためのコマンドインストラクションを記述する名前空間です。

1.18. コマンドファクトリ

デスティネーションキャンバスから送出されたイベントに対応したコマンドを生成します。コマンドファクトリ自身は、XVCDファイルの記述に従ってマップ形式で作成されます。コマンドファクトリで生成されるコマンドでは、操作対象となるソースDOMツリーのノードをXPathで記述します。

1.19. ソースゾーン

ボキャブラリは、ソースDOMツリー内の任意のノードを頂点とした部分木として表現できます。この部分木は、ゾーン(または、ソースゾーン)と表現されます。

1.20. ソースペイン

ソースDOMツリーとVCキャンバスを保持します。

1.21. ゾーン

ソースゾーンを参照

1.22. デスティネーションキャンバス

デスティネーションDOMツリーからノードや要素を取得して画面表示するビューです。また、ユーザーが画面上で行った操作を、イベントとしてデスティネーションDOMツリーに関連付けられたコネクタへ送出します。

1.23. デスティネーションペイン

デスティネーションDOMツリーとデスティネーションキャンバスを保持します。

1.24. ボキャブラリコネクション

VCを参照

1.25. ボキャブラリコンポーネント

XMLボキャブラリの表示・編集に対応するコンポーネントは、ボキャブラリコンポーネントと呼ばれます。代表的なボキャブラリコンポーネントの例としては、次のものがあります。 XHTMLコンポーネント SVGコンポーネント ボキャブラリコンポーネントは、xfy technologyでもっとも特徴的な機能拡張コンポーネントです。このコンポーネントは、ほかのコンポーネントのようにJava言語で作成するだけではなく、後述するXVCDというスクリプト言語を使用して作成することもできます。